BtoB企業様|デジタルマーケティング・SEO・広告・LLMO統合支援
- 業種
- 広告・メディア
- 支援期間
- 6か月
- 主要成果
- 月間オーガニック流入:支援前→10ヶ月で4.8倍/リスティング広告CPA:支援前→35%削減
- 自社サイトは保有していたものの、Web経由の問い合わせはほぼなく、新規顧客獲得を紹介や展示会に依存していた
- コロナ以降、展示会による集客効果が低下し、デジタルで新規顧客を獲得する必要性が高まっていた
- SEOとWeb広告をそれぞれ別会社へ依頼したものの、施策が分断され、成果につながらないまま費用だけが発生していた
- 過去に複数のコンサルティング会社へ依頼したものの、「提案だけで実行されない」「担当者が途中で変わる」「成果が出ないまま契約が続く」といった課題を経験していた
- ChatGPTやPerplexityの利用を通じて、今後はSEOや広告だけでなくAI検索上で比較候補に入ることも重要だと認識していた
- SEO・広告・Webサイト・AI検索を個別施策として扱わず、デジタルマーケティング全体の現状診断を実施
- コンテンツSEOでは、業界特化キーワードを中心に検索意図・競合状況を分析し、記事テーマとコンテンツ設計を再構築
- リスティング広告では、ターゲット・検索語句・キーワード・配信条件を見直し、無駄クリックを削減
- LPの訴求内容・構成・CTAを改善し、広告流入を問い合わせへつなげるCVR改善を実施
- AI検索対策では、「〇〇業向け 比較」など見込み顧客がAIへ尋ねる50プロンプトを設計し、自社・競合の言及状況を継続計測
- AI上で不足している情報を特定し、自社コンテンツ・実績・比較情報・外部露出を継続的に強化
- 戦略提案だけでなく、代表が現場に入りながら施策実行・改善まで一気通貫で支援
- 10ヶ月で月間オーガニック流入が4.8倍に改善
- リスティング広告のCPAを35%削減
- 広告費を維持したまま月間リード数が2.1倍に増加
- AI検索で計測した50プロンプトのうち9プロンプトで自社が言及
- AI検索経由と考えられる初回問い合わせが月4〜5件発生
- 紹介・展示会中心だった新規顧客獲得から、SEO・広告・AI検索を組み合わせたデジタル集客基盤へ移行
- 施策提案だけで終わらず、実行・改善まで継続する体制によって、投資したマーケティング費用を売上につながる数字へ転換
今回ご紹介するのは、SEO・Web広告・AI検索対策を統合してデジタルマーケティング全体を改善したBtoB企業様の事例です。
同社では自社サイトを保有していたものの、Webサイトからの問い合わせはほぼなく、新規顧客の獲得は紹介や展示会が中心となっていました。
しかし、コロナ以降は展示会による集客効果も低下。
「今後はデジタルから新規顧客を獲得できる仕組みをつくらなければならない」と考えながらも、何から着手すべきか分からない状態が約2年間続いていました。
その間、SEO会社とWeb広告会社へそれぞれ施策を依頼したものの、期待した成果は得られませんでした。
施策ごとの担当会社が異なるため、SEOと広告が連携せず、Webサイト改善も別管理。結果として、月額費用は発生するものの「結局、何が売上につながっているのか」が見えにくい状態になっていました。
さらに近年、ChatGPTやPerplexityを実際に利用する中で、
「これからはGoogle検索だけでなく、AIに自社が比較候補として挙がるかどうかも集客を左右する」
と感じるようになりました。
そこでアムールでは、SEO・Web広告・サイト改善・LLMOをそれぞれ独立した施策として扱うのではなく、新規顧客獲得という一つの目的から逆算してデジタルマーケティング全体を再設計。
その結果、10ヶ月でオーガニック流入は4.8倍、広告CPAは35%改善、広告費を増やさずリード数は2.1倍へ増加しました。
さらに、AI検索でも50プロンプト中9件で自社が言及されるようになり、AI経由と考えられる問い合わせが月4〜5件発生する状態へ改善しています。
本記事では、その取り組みについてご紹介します。
プロジェクト概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種 | マスコミ・広告・デザイン・エンターテインメント関連 |
| ご支援内容 | デジタルマーケティング戦略・SEO・Web広告・サイト改善・LLMO |
| 主な目的 | デジタル経由の新規顧客獲得基盤の構築 |
| 主な対象チャネル | Google検索・リスティング広告・ChatGPT・Perplexity等 |
| ご支援前の状況 | ・Webからの問い合わせがほぼゼロ ・新規獲得が紹介・展示会中心 ・SEOと広告を別会社へ依頼するも成果が出ない ・デジタルマーケティング施策が分断されている |
| プロジェクトのサマリ | デジタル全体を診断したうえでSEO・広告・LP・AI検索を一体で改善。10ヶ月でオーガニック流入4.8倍、CPA35%減、リード数2.1倍、AI検索経由と考えられる問い合わせ月4〜5件を実現 |
1. 紹介・展示会依存から抜け出したいが、デジタル施策が成果につながらない
― ご支援前は、どのような集客課題を抱えていましたか。

ご担当者様
新規のお客様は、ほぼ紹介と展示会でした。
Webサイト自体はありましたが、そこから問い合わせが入ることはほとんどありませんでした。
以前は展示会でもある程度新規顧客との接点を作れていましたが、コロナ以降はそれまでと同じやり方では難しくなりました。
そこで、デジタルで新規顧客を取れるようにしなければいけないという危機感はありました。
ただ、何から手をつければいいか分からない状態が2年くらい続いていました。
― その間、他社にも支援を依頼されていたのでしょうか。

ご担当者様
はい。
SEOとWeb広告を、それぞれ別の会社へ依頼しました。
ただ、結果としては思うような成果が出ませんでした。
SEOの記事は増えるものの問い合わせにはつながらない。
広告も費用は使っているけれど、本当に必要な顧客が来ているのか分からない。
成果が出ないまま月額費用だけが積み上がっていき、最終的には解約しました。
― コンサルティング会社への不信感もあったのでしょうか。

ご担当者様
かなりありました。
これまで「コンサル」と名乗る会社に3回依頼して、3回うまくいかなかった経験があります。
提案書はすごくきれいだけれど現場に落ちない。
途中で担当者が変わる。
成果が出ていなくても契約だけ続いていく。
そういったことが続いていたので、次に依頼するときは慎重になっていました。
2. SEO・広告を別々に考えず、デジタル全体を一度診断
― アムールでは、最初にどのようなことを行いましたか。

アムール 沖野
最初に行ったのは、「SEOをやりましょう」「広告を改善しましょう」といった個別施策の提案ではありません。
一度、デジタルマーケティング全体を診断しました。
具体的には、
・現在どこから流入しているのか
・どのチャネルから問い合わせが発生しているのか
・どんなキーワードで流入しているのか
・広告費がどこに使われているのか
・LPでどこまでユーザーを説得できているのか
・競合がどのような集客をしているのか
・AI検索上で自社・競合がどう認識されているのか
などです。
― なぜ全体を見る必要があるのでしょうか。

アムール 沖野
デジタルマーケティングでは、施策を部分最適すると成果が出にくいからです。
たとえば、広告会社は広告のCPAを下げることに集中します。
SEO会社は検索順位や流入を増やすことに集中します。
でも企業側が本当に欲しいのは、CPAの数字や検索順位ではなく、売上につながる新規顧客です。
そのため、
集客 → Webサイト → 問い合わせ → 商談
まで一つの流れとして見る必要があります。
今回も、SEO・広告・Webサイト・AI検索を別々に考えず、新規顧客獲得という最終成果から逆算して優先順位を決めました。
3. 業界特化のコンテンツSEOでオーガニック流入を4.8倍へ
― SEOでは、どのような施策を実施したのでしょうか。

アムール 沖野
まず、一般的な検索ボリュームの大きいキーワードだけを狙う方法を見直しました。
BtoBではアクセス数を増やすことより、受注可能性のあるユーザーを集めることが重要です。
そこで、実際の顧客が持つ課題や業界特有のニーズを整理し、業界特化キーワードを中心にコンテンツ設計を行いました。
― どのような考え方でテーマを決めたのでしょうか。

アムール 沖野
検索ボリュームだけでなく、
・自社サービスとの関連性
・問い合わせにつながる可能性
・顧客が検討時に知りたい情報
・競合コンテンツの強さ
・商談で実際に聞かれる質問
などをもとに優先順位を決めました。
「流入を増やすための記事」ではなく、将来的に相談や商談につながる可能性が高い記事を増やした形です。
その結果、10ヶ月で月間オーガニック流入が4.8倍まで増加しました。

ご担当者様
以前もSEO記事は作っていましたが、「記事を作ること」が目的になっていた感覚がありました。
今回は、なぜそのキーワードを狙うのか、どう問い合わせにつなげるのかまで説明してもらえたので、納得感がありました。
4. 広告のターゲットとLPを見直し、CPA35%改善・リード2.1倍
― Web広告ではどのような改善を行いましたか。

アムール 沖野
広告では、まず「誰に広告費を使うのか」を見直しました。
過去の配信状況を見ると、検索意図が弱いユーザーや、実際には対象になりにくいユーザーへの配信も含まれていました。
そこで、
・キーワード
・検索語句
・ターゲット
・マッチタイプ
・除外キーワード
・広告文
などを整理し、より商談につながりやすいユーザーへ配信を絞り込みました。
― LPも改善されたのでしょうか。

アムール 沖野
はい。
広告だけ最適化しても、遷移先のページが弱ければ問い合わせにはつながりません。
そこでLPについても、
・ファーストビュー
・対象ユーザー
・提供価値
・選ばれる理由
・実績
・導入事例
・CTA
を見直しました。
ユーザーが広告をクリックしてから「自分に関係のあるサービスだ」と理解し、問い合わせるまでの流れを改善しています。
― 結果はいかがでしたか。

アムール 沖野
CPAは35%低下しました。
さらに重要なのは、広告費を増やさずに月間リード数が2.1倍になったことです。
つまり広告費を単純に増やしたのではなく、同じ投資額から獲得できる見込み顧客数を増やすことができたということです。
5. 50プロンプトでAI検索上の比較候補入りを検証
― AI検索対策には、どのようなきっかけで取り組んだのでしょうか。

ご担当者様
自分でもChatGPTやPerplexityを使うようになったことがきっかけです。
業界のことを調べたり、サービスを比較するときにAIへ質問すると、具体的な会社名まで出てきます。
それを見て、
「今後は、ここに自社が出るかどうかも集客を左右する」
と感じました。
― LLMOではどのような施策を行ったのでしょうか。

アムール 沖野
最初に、見込み顧客がAIへ入力しそうな質問を50プロンプト設計しました。
たとえば、
「〇〇業向けのサービスを比較して」
「〇〇業におすすめの会社は?」
「〇〇を外注するならどの会社がいい?」
といった、実際の比較・検討時に聞かれる文脈です。
それぞれについて、
・どの会社が推薦されるか
・自社は言及されるか
・競合はなぜ出るのか
・AIがどの情報源を参照しているか
・自社に足りない情報は何か
を分析しました。
― AI上での結果はどう変わりましたか。

アムール 沖野
継続的にコンテンツや実績情報、外部露出を改善した結果、計測していた50プロンプトのうち9件で自社が言及されるようになりました。
重要なのは、単に会社名を出すことではありません。
自社がどのような会社として認識され、どのような理由で比較候補に入るのかまで確認しながら改善しました。
6. AI経由問い合わせ月4〜5件。複数チャネルからリードを獲得する体制へ
― LLMOの取り組みは、問い合わせにもつながりましたか。

ご担当者様
はい。
AI検索経由と思われる初回問い合わせが、月4〜5件ほど発生するようになりました。
以前はWebからの問い合わせ自体がほとんどなかったので、大きな変化です。
― SEO・広告・AI検索を含め、集客構造そのものが変わったのですね。

ご担当者様
そうですね。
以前は紹介や展示会が中心でした。
それが現在は、SEOからも来る、広告からも来る、AI検索からも来るという状態になっています。
一つの集客方法だけに依存しなくてよくなったことも大きいです。

アムール 沖野
今回の成果で重要なのは、どれか一つの施策だけが成功したわけではないことです。
SEOではオーガニック流入を増やし、広告では獲得効率を改善し、AI検索では新しい比較・検討チャネルを作りました。
つまり、
SEO
+
広告
+
Webサイト改善
+
LLMO
をそれぞれ別の施策として扱うのではなく、一つの顧客獲得システムとして設計したことが成果につながっています。
7. 「提案だけ」ではなく、現場で実行し続けることが成果につながった
― アムールの支援について、特に評価している点を教えてください。

ご担当者様
代表が最初から最後まで現場に入ってくれたことです。
これまで依頼したコンサル会社では、最初の提案は良くても、その後は別の担当者になったり、結局こちらが動かないと何も進まなかったりすることがありました。
アムールの場合は、提案だけではなく、実際に手を動かして改善まで続けてもらえました。
最終的に売上につながる数字が動いたので、それが一番です。
― 過去のコンサルティングとの違いはどこにあったのでしょうか。

ご担当者様
「施策をやりました」で終わらないところです。
SEOなら記事を作って終わりではなく流入を見る。
広告なら広告を出して終わりではなく、CPAやリードを見る。
AI検索も会社名が出たかどうかだけではなく、問い合わせにつながっているかを見る。
成果が出るまで数字を確認しながら改善してくれたことが、これまでとの大きな違いだったと思います。

アムール 沖野
コンサルティングで一番避けたいのは、「きれいな提案書を作って終わること」です。
企業側が必要としているのは提案書ではなく、成果です。
そのため今回も、
現状分析
↓
戦略設計
↓
実行
↓
数値確認
↓
改善
まで一つのプロジェクトとして担当しました。
SEO担当、広告担当、LLMO担当と施策ごとに分断するのではなく、最終的な売上・商談につながっているかという一つの指標から判断し続けたことが、今回の成果につながったと考えています。
今回実施した施策
| 施策 | 課題 | 実施内容 | 結果 |
|---|---|---|---|
| デジタルマーケティング診断 | SEO・広告等が別々に運用され、何が成果につながっているか分かりにくかった | 流入、CV、広告、SEO、サイト、AI検索を横断して現状分析 | 施策の優先順位と投資配分を明確化 |
| コンテンツSEO | SEO記事を作っても問い合わせにつながっていなかった | 業界特化・商談につながりやすいキーワードを中心にコンテンツ設計 | 10ヶ月で月間オーガニック流入4.8倍 |
| リスティング広告 | 無駄な配信が含まれ、CPAが高止まり | ターゲット・キーワード・検索語句・除外設定を見直し | CPA35%低下 |
| LP・CRO改善 | 広告流入を十分に問い合わせへ転換できていなかった | 訴求、実績、事例、CTA等を改善 | 広告費を維持したまま月間リード数2.1倍 |
| LLMO・AI検索対策 | AI検索上で自社が比較候補として十分に認識されていなかった | 50プロンプトを設計し、競合・引用元・不足情報を分析 | 50件中9件で自社が言及 |
| AI検索経由のリード獲得 | 新しい検索行動からの問い合わせ経路が存在しなかった | コンテンツ・実績・外部露出を継続的に強化 | AI経由と思われる問い合わせ月4〜5件 |
| 実行・PDCA支援 | 過去のコンサルでは提案と実行が分断されていた | 代表が現場に入り、実行・計測・改善まで継続支援 | 各施策のKPIが改善し、売上につながる集客基盤を構築 |
今回の施策のポイント
今回特に重視したのは、「SEO」「広告」「LLMO」を別々の会社・別々のKPIで最適化しないことでした。
具体的には、
- デジタルマーケティング全体を診断
- 新規顧客獲得に直結する課題を特定
- 業界特化キーワードを軸にSEOを再設計
- リスティング広告のターゲット・検索語句を最適化
- LPを改善し、流入後の問い合わせ率を向上
- AI検索で想起されたい50プロンプトを設計
- AI上の言及・競合・引用元を継続的に分析
- 自社コンテンツと外部情報を拡充
- すべての施策をリード・商談・売上の観点から継続改善
という流れで進めました。
これによって、「SEO会社はSEO、広告会社は広告」だった状態から、「売上につながるデジタルマーケティング全体を一つのチームで改善する状態」へ移行しました。
成果まとめ
| 項目 | Before | After |
|---|---|---|
| 月間オーガニック流入 | 支援前 | 10ヶ月で4.8倍 |
| リスティング広告CPA | 支援前 | 35%削減 |
| 月間リード数 | 支援前 | 2.1倍 / ※広告費は維持 |
| AI検索 | 50プロンプト中9件で自社を言及 | |
| AI検索経由と思われる問い合わせ | 月4〜5件 |
その結果、
- 紹介・展示会依存からデジタル集客へ転換
- SEOによる安定的なオーガニック流入を構築
- 広告効率を改善し、同じ予算からより多くのリードを獲得
- AI検索という新しい集客チャネルを開拓
- SEO・広告・AI検索の複数チャネルから問い合わせを獲得
- デジタルマーケティング投資を、売上につながる数字として可視化
できる状態へ移行しました。
SEO・広告・LLMOを分断せず、「売上につながるデジタルマーケティング」へ。
アムール株式会社では、SEOや広告など個別施策の代行だけではなく、デジタルマーケティング全体の診断から、SEO、Web広告、LP改善、LLMO・AI検索対策、効果測定まで一気通貫で支援しています。
「SEO会社と広告会社を分けているが成果が見えない」「Webマーケティングに投資しているのに問い合わせが増えない」「ChatGPTやPerplexityからも新規顧客を獲得したい」といった企業様は、デジタルマーケティング支援についてご相談ください。